サクラクラブの「かかわる」活動


サクラクラブの水耕栽培で使う水は、水道水を使用しています。
一般的には、水耕栽培で使う水は、井戸水が多いのですが作物に雑菌が入りにくいように上水道の水を使い管理しています。
水耕栽培ですので、化学肥料は使用しておりますが作物が生育するにあたって必要最低限の施肥設計、施肥管理をコンピュータ制御により管理していますので、化学窒素成分の過剰摂取は無いように生育しています。
また、水耕栽培の水槽の水の溶液成分検査は、3か月に1度第三者機関の検査を受けております。


サクラクラブでは、JAS有機栽培や、特別栽培などの栽培は行っておりません。
僕たちは、作物の安定出荷にこだわります。
一部の果物を除いて普通の野菜を普通の栽培方法で普通の味に仕上げた作物を
普通よりも安定した供給量を確保することに重きをおいています。
ですから、施設栽培できるものは、率先してビニールハウスを使い生育コントロールをしていますので、全くの露地栽培と比べると安定出荷が可能です。
また、長葱などの露地栽培がメインになる作物は、生産者が作付け期間をずらしたりローテーションを組んで長期期間出荷できるような体制を作っております。


農業生産環境において重要なもの、水・土・光・空気が挙げられます。
群馬県前橋市は、利根川水系の上流部に位置していることからきれいでおいしい水が豊富な地域です、この水をなるべく汚さずに地球に返す、土・空気にしても同じですが、環境破壊にならないのはもちろん環境改善できるよう地域の活動に参加しております。


昔から「温故知新」という言葉があるように、新しい発想を持ち
未来へ進んで行くには、過去を歴史を振り返ることが重要であると考えます
「温故知新」ふるきをたずねて、新しきを知る。
僕はこの言葉が大好きです。
僕たちの作業場にも沢山の先輩方に力と知恵と技術をお借りして日々の業務が成り立っています。
世間では、シルバー人材と言われている方々が、僕らの現場では生き生きとしかも最前線で働いてくれています。農業は、そんな先輩方でも充分に従事していただける産業と考えます。農業という産業を介して先輩方とかかわり続け、色々な助言をまだまだ頂きたいと考えています。